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アドパのためにPS3買ってしまった…
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ANUBIS-Z.O.E-のテーマ曲Beyond the bounds考察してみました。

まだアヌビスをプレイしていないため、英語歌詞部分には触れず、スキャット部分のエジプト神話関連の部分を考察してみました。

資料と勉強不足のため曖昧な考察も多いですが現時点ではこれが精一杯なのでご勘弁を。

長くなったので折り曲げておきます。





歌詞及び対訳が手元にあるとわかり易いかと思います。


【1番Aパート】
お前の心臓を私の手のひらにお乗せ
⇒冥界の法廷に立つトトとアヌビスから。
 両者は共に「心臓を数えるもの」という形容詞が与えられている。

魂は樹の枝に 身体は羽根の上に
⇒裏づけが取れませんでしたorz
 たぶん死者の書あたりでの冥界の法廷関連かと。
 羽根はトトのものとすべきか、マアトの真実の羽根とするかで解釈が変わります。

両目のうち、右眼は焼いてつぶしなさい
⇒ラーが信心を失った人間を殺戮するために、右目から雌獅子の女神セクメトを生み出したことから。
 この女神の人間殺戮を収めさせるよう知恵を貸したのがトトだとか。
 しかし時代的にはトトと習合されたヘジュ=ウルの功績らしいです。

【一番Bパート】
東の船は出発を遅らせた 私の羽根なら追いつける
⇒船とは太陽の船のことかと思います。
 トトは黒トキの姿をしており、尚且つ「時の主人」と形容されるため太陽の運行と関連があるのかも。

冥界が口を開けて追ってくる お前を欲しがり口を開けている
⇒冥界=アポピスでしょうか。大蛇アポピスは太陽の船を呑み込もうと襲い掛かってきます。

【2番Aパート】
王はひときわ喜び人々に滅亡を分け与える
忠実な犬は炎を繰り 砂漠は溶けて海になる

⇒王=王権を兄オシリスから簒奪したセトのことかと。
 忠実な犬はセトの眷族とされた赤犬と見るのが適当かも?
 犬といえばアヌビスですが、その属性は土であり「炎を操る」との整合性を欠くので除外。

その海を渡れる者は眠りの旅から舞い戻る
⇒ホルスは正当な王位継承者であり、セトと戦っていくことになるオシリスの息子です。
 幼い時分に一度セトによって毒殺されてしまいますが、それを復活させたのがトトです。
 眠りの旅=臨死体験ということで^^;

【2番Bパート】
私の器をお前に空けた
来世の言葉を刻む柱が 天空を支えているうちに 太陽の敵を斬り分けよ

⇒器っていうのがよく分からないんですよね…orz
 柱=オベリスクですかね。太陽の敵=アポピスでしょうか。
 またはセトと見るならばホルスに王権を取り戻せと言っているシーンかも。

【Cパート】
ここからはトトの形容詞の羅列です。
我は時の主人
⇒暦(特に太陰暦)を司ることから

我は遠方のものを連れ戻すもの
⇒ラーの目とされる遠方を守護する女神を連れ戻し、ラーの目を満たしたという神話から。

我は二人の戦士を分けるもの 争いの調停者
⇒セトとホルスの戦いの調停者であったことから。
 また、トトがセトの額から生まれたことで両者の決着がついたことから。

我は天空の先触れ
⇒トトが月の神の性格を持つ=夜のラーの反映であると見られたため。

我は万物を弾き出すもの
⇒トトは知識の神であることから。(※弾き出す=計算するの意)

我はマアトを書くもの
⇒マアト=真理、秩序
 トトは神々の書記官であり、冥界の法廷にも立ったため。

我は殺戮の主人
⇒トトがエジプト国境を守護していたため
 正確には「アジア人と異国の領主を打ち負かす殺戮の主人」となる。


こんな感じでしょうか。完全に俺得考察^^
もっと資料が手に入れば加筆するかもです。

【参考文献】 エジプトの神々事典

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!


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