【Zektbach】素人なりに考察してみた（その２）【Raison d'être】

ゼクト氏の新曲がきたので素人なりに考察してみました。
素人が妄想を織り交ぜながらの考察ですのであしからず＾＾

今回は考察（その１）の続きになってます。未読の方はそちらもご一読いただければ幸いです。
ネタバレがあるので折り曲げておきますね。

以下の語りは、新曲のムービー前提で話してますので、一度ご覧になってからのほうが分かりやすいかと思います。
長いので分割しましたが、例によって長文です。



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（その１からの続きです）


場面は変わり、ヨアが現れます。ノイズ混じりであることから、実体ではなく精神としてのみの存在であるのかもしれません。
宙に浮かぶルエリシアが目を閉じると背景が黒に変わることから、ヨアの姿はルエリシアの回想かも知れません。

そこで先ほどのマルクトの生み出した大樹がルエリシアへ向かって来ます。
ルエリシアは大樹から逃げているように見えますが実際の所その表情とか動きには余裕が見えて、あしらっているようにもとれます。
最後には大樹を俯瞰している描写もあるので、ルエリシアは大樹の追撃？を振り切ったのだと思います。
そして向き合うマルクトとルエリシア。ここでお互いが自分の存在理由を遂行するためには、互いの宿命が交差せざるを得ないことを自覚したのではないかと思います。

回転するマルクトのシルエット、背景では木が伸びていく場面ですが、よく分かりません。マルクトの中に星の力が芽生え、成長している描写でしょうか？
そしてマルクトを中心に星の民たちが現れます。彼らは軒並み成長しており、マルクトが流転を断ち切ってしまったためにあるべき姿を失ってしまったものだと思います。

ここでリスタチア所持者たちが登場します。1度目は彼らに赤と緑の残像が見えるのですが、2度目では赤の残像しか見えなくなっています。
これは彼らの中での葛藤の表れかもしれません。そして結局はリスタチアの力で破滅へ向かってしまったことを表しているのではないかと思います。
笑うルエリシアの口元のみのカットもこれを象徴しているかと。 結局はルエリシアの理の中の予定調和だったのかも知れません。
ここでの君ト逢ウ日迄　一度ノ眠リヲ、も意味深です。
君＝ヨアでしょうね。まるでヨアの復活？が確定しているような言い回しです。

緑の光はマルクトの内側にのみ残っています。
これはムービー内の文章の知る者も無く、祈る者も無くとリンクしているのかもしれません。

最後にマルクトは緑の光を解き放って大樹を生み出し、ルエリシアと対峙しています。
この絵は交差する宿命の対立関係を表しているのではないかと思います。
リスタチアによって混沌をもたらす赤い天使ルエリシア 対 星の力を受けて因果律の秩序を保つ緑の星の民マルクト
こんな対立関係がこのムービーの中で出来上がったのではないかと。


ムービー考察はこんな感じでしょうか。
なんかよく分かってない部分も多々あるので公式の叙事詩ないし曲説明が待ち遠しいですね。
公式で動きがあればまた考察しなおすかもしれません。

とにかく時系列が難しいですね…。もう私の脳内では過去と未来がごちゃ混ぜ状態です＞＜
がんばって頭の中を整理しておきます…orz


自分用メモ・おまけ程度にムービー内の文章。
誤字や読み間違い等ありましたらツッコんでいただければ嬉しいです。

宿命は交差する　視えざる腕の誘うままに
刻ハ満チ　世界ハ導ク　昏キ願イニ　覚醒ハ訪レル
全テハ終ワリヘ　全テハ静寂ヘ　正シク　定メラレタ　理念ノ為ニ
踊レ　息絶エルマデ　狂オシイ嘆キ　唄ウハ貴方
荘厳なる星よ　森羅よ　願わくば　赦されざる身に　僅かなる加護を
蒼褪めたる　しなやかな樹々よ　猛き鎮と成りて　理を縛めん
歓喜　憎悪　混沌　秩序
類して異なる二つの存在　交じり合い　砕け散り　喘ぎながら哂う
抗い　受容し　辿り着く先は　倒れ臥すだけの　地の果てか
君ト逢ウ日迄　一度ノ眠リヲ
知る者も無く　祈る者も無く　憐れみ給え　讃え給え
荒静の勇者は　芥となりけり　世の罪纏いて　滅び行く　孤独な眠りに　幸あれ


今回はここまで！くそながい長文にお付き合いいただきありがとうございました！
今度はゼータの続きかな…がんばります。